EBC(エベレストベースキャンプ)トレッキング

9/27 トレッキング12日目 ディンボチェ→ナムチェバザール

2009年01月03日

朝、窓からは綺麗な青空が見えていた。

レストランに置きっぱなしの靴は乾いていた。足の傷を見かねたシェルパに薬を塗ってもらう。

薬を持って行けと言われるが、今日はナムチェに行き買うつもりだと告げ、ありがとうと感謝の気持ちを伝える。

 

7:45 ディンボチェ出発

雲の無い青空。

静かな朝。

 

9:00 Shomare通過

川で台所用の金物を洗っていた。既に人々の生活圏内に入っている。

 

9:31 パンボチェ到着

休憩

 

10:01 パンボチェ出発

ピーターとは離れてしまった。

若い邦人と少し話す。

先を急ぐ彼はティンボチェで会いましょうと。

 

11:22 ティンボチェ到着

ピーターは待っていてくれた。ピーターとゴラクシェプで一緒だった男と、日本男児2人で四方を山に囲まれランチ。

ティンボチェにはゴンパ(寺)がある。

 

12:27 ティンボチェ出発

 

13:24 フンキテンガ到着

休憩

 

13:40 フンキテンガ到着

急な下りは足にこたえる。

 

15:20 チベット人の土産屋到着

休憩

 

15:40 チベット人の土産屋出発

16:30 ナムチェバザール到着

19:30 BARで飲む

21:30 宿に戻る

24:30 就寝

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以下、当時の日記より

怪我してしまったのでピーターに言ったんだ。

明日は先に出発してくださいって。

一緒に行けませんって。

それでも翌朝ピーターは

おい、何時に出発するの?早くしろって。

フツーに言う。

やさしい男。

結局一緒に行く事になったんですが

トレッキング経験豊富なピーターはペースが早いわけ。

と言うか僕が遅いんだな。

でも今日も景色を見るフリをして待っててくれてるの。

ストックも相変わらず貸してくれてホントに楽チンなの。

下りは足に負担がかかるもんで。

助かるんです。

でもね、実は立てるんですよ。

2本の足で。

だからストック使ってると

途中からズルしてる気になって

ストックを手に持って歩いたりしてみたんですよ。

松葉杖持ってるのに使って無いみたいな。

コレ実際見た事有るけどウケたね。

まあいいや。

登りは自分の足で全てを支えていたんです。

体と12kgのザックと途中で拾った推定2kgの砂とを。

ソールの薄いスニーカーで地面の感触を噛みしめ踏みしめ、

あーごつごつしてて歩きにくいわ、

トレッキングシューズいいなーとか思いながら。

でも下りは2本の足とストックで支えてるの。

ストックは体じゃないから3本目の足にはなれないの。

足だけで歩くと

両方痛めちゃったから右足は左足を頼れないし、

逆もまた然りということで、お互い頑張るわけ。

痛みで人は死なないのよ。

どんな痛みにも人は耐えれるの。

しかしながらそこで登場ストックさん。

彼の登場でもう両足頼りっぱなし。

もう余裕なの。

私の根性がよーく分かりました。

鳴かぬなら鳴いた事にしようホトトギス

こんな言葉が思いつく始末。

まあ、なんと言うかあれなの。

頼るものがあるとすがっちゃうのね。

何となく分かってたけどね。

でもね日々、新しい自分を見つけることができる喜び。

それがいかに情けないものだとしても

確認できる度に嬉しいのよ。

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トレッキングに来て良かったと思います。



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