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エアコン無しに耐えた夏。
2010年09月15日
我慢は好きじゃない。
いや、我慢できるほどデキた人間じゃない。
今年の夏は、暑かった。
でも、この家にはエアコンが無い。
引越し当初から、
ほんのちょっと昔に送っていたような日本の暮らしを送ってみたい。
そう考えていた。
もちろん、再現しようとは思っていなくて。
でも、畳があって、手の届くところに緑があるような生活。
ご近所付き合いがほのかにあって、
実家から届いた果物をお裾分けするような生活ね。
きっとその頃は、エアコンなんて高嶺の花だったんじゃないか。
そう考えると、エアコンは無くても、まぁ良いかな、そう思えた。
でも、今年の夏は猛暑だった。
引っ越した後、窓際にエアコンのリモコンだけが残されていた事を思い出した。
前に住んでいた方も、エアコンを付けていたのだ。
今夏は熱中症で亡くなってしまう方もいた。こりゃ、まずい。
きっと日本は昔より暑くなっているのだ。
慌ててエアコンを買いに行ったくせに、
値段が高くて扇風機を買って帰ってきた。
ある日、扇風機を倒してしまい、
以後、スイッチを入れるとカタカタと音がなるように。
カタカタ音がうるさくなるので、風量を【強】にできない。
拷問の夏。
この夏を耐えれたなら、
きっと来年も耐えれるだろう。
そんな風に考えると、
いつまでもエアコンの涼しい風を
手に入れることができない。
来年も睡眠不足の夏は続くのか。
冷え込みの厳しそうな冬に備えて、
やっぱり買うのか。
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