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壊れてしまったCB1100Fのエンジンを分解してみた。
2009年11月01日
CB-F オーナーズバイブルを参考に、
お盆のツーリングの時に壊れてしまった
エンジンを分解してみることにした。
壊れてしまった原因を究明しつつ、
エンジンの機構を目で確かめてみようではないか。
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とりあえず練馬のガレージへ行く。
マンションの自転車置き場の片隅に放置された、
壊れているCB1100Fのエンジン。
クランクケースの割れを再確認。
貴重なエンジンなのに・・・溜息が漏れます。
まずはクラッチの分解から。
参考書の通りにクラッチカバーを外します。
写真付きで分かりやすい本ですなぁ。
スプリングも外します。
センターのクラッチボスナットが外れません。
専用工具が必要みたい。
諦めは早いほうです。
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気を取り直して、
次はヘッドカバーを外します。
カバーを外すとマーキングがあり、
以前に開けた形跡がありました。
カムホルダーのボルトを緩めていきます。
もちろん、参考書通りの手順で。
カムチェーンも外します。
参考書が無いと、分解すら無理ですね。
綺麗なカムシャフトです。
タペットも外します。
軽く叩いてシリンダーヘッドを外しやすくして、
少しずつ揺らしながら抜き取ります。
次はシリンダーです。
かなり固い。
プラスチックハンマーで叩く叩く。
フィンが割れてしまい、悲しくなりました。
スタッドボルトにサビが見られます。
根気良く叩いていると、
隙間からサビのカスが落ちてきました。
持ち上げつつ叩くのは骨が折れます。
よっしゃー外れた!!
喜びは束の間。
残念無念が首をもたげます。
見事に欠けている3番シリンダー。
どうしたことでしょう?
全く意味が分かりません。
ピストンのスカートにも割れがあります。
ピストンリングは固着していて回りません。
というか、磨耗して、ピストンと同じサイズになっていました。
何が起こったんでしょうか?
ピストンリングの異常で、
ピストンが首を振り、シリンダーにゴンッ!
って感じでしょうか。
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どっと疲れたので、今日はココまで。
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