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チベット展に行ってきた。
2009年10月13日
行きたくて行ったのに、満足できなかった。
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ラサのポタラ宮で感じた空気を味わった。
そりゃ当然か。
ポタラ宮と天空の至宝のサブタイトルだもん。
ポタラ宮は入場料が3000円ほどしたのよね。
チベットの人はタダ。
でも、拝観する人は観光客ばかり。
そこには信仰がない。
経を唱える人もない。
財を得た漢民族と、
僕のような興味本位の人間だけが、
チベット仏教の信仰の中心にいたの。
そこに大きな違和感を覚えたのを記憶している。
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一方、古くから建つ大昭寺(ジョカン)には、
参拝者が列を成していた。
人々は体を投げ出し、五体投地で礼を表現していた。
チベット展に何を求めて訪れたのか良く分からなくなってしまったけど、
上野の森美術館では、神がただの芸術品になっていた気がして残念だった。
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