CB1100F
CB1100Fのエンジン載せ換え
2009年08月29日
これは、言うなれば素人による心臓移植手術です。
お盆休みを利用した久方ぶりのツーリングでは、大きな満足感と引き換えにCB1100Fのエンジンを失いました。
僕のバイクは25年以上前の逆輸入車。聞いてみるとエンジンをオーバーホールするには60万円位の予算が必要みたい。しかも部品があるか分からないので時間も掛かりますよと。メーカーによる部品の供給に関しては生産中止になってから10年は義務だそうで、それ以降は全く縛りがないの。だから僕のバイクもそろそろ部品の供給がかなり怪しいのですよ。
で、バイクを直す件ですが、即答ですぐ直すのは無理。
と言うことで、運良くガレージに置いてあった予備のCB1100Fの力を借りることになりました。
はだかんぼうのバイクがドナーのCB1100F北米仕様。こんな事もあろうかと思って、手元に置いていたのです。良かったのかどうかは分かりませんけど、実働のエンジンですから、ま、大丈夫でしょう。
このエンジンを移植します。
1100Fのエンジンを降ろすのは初めて。
ドナーのエンジンをチェックしてみました。
カムチェーンテンショナーのネジが捻じ切れてます。
とっても残念ですが、仕方ありません。
動くだけで感謝しなくちゃね。
ちなみに壊れたエンジンでは、面白いことが発覚。
何と、クランクケースがパッキリ割れていました。どうやら内側からものすごい力が働いたようです。
高速で死ななくて良かったワケですが、この状態では友達に提案してもらったスペシャルなエンジンはちょっと組めそうにありません。
軽量化の為にオイルを抜きます。
ドレンボルトのマグネットには鉄くずがもっそり。
笑えるわー。
近所に住む学生時代からの友人である、座高1メートル超の巨人を呼んでエンジンを載せ換え。
めちゃくちゃ重たかったけど、無事に作業完了。
必死になってたので途中の写真とか絶対無理。
ちょっと色褪せたエンジンですが、問題なく始動。
だって、もともと動いてたのを放置してただけだもんね。
他にも気になるところをちょいちょい直す。
滑落したチェーンアジャスターをセット。
部品取り車があると便利だなー、部品を注文しなくても良いんだもん。注文した品を待つことも無いし。
メーターが動かなくなったので、スピードメーターケーブルが切れたと思ってたけど、点検したら切れてなかった。メーターギアかメーターの故障なんだろうけど、メーターだったら嫌だなー。
ハイ、バッテリーさんもさようなら。
ツーリングの時は笑わせてくれて有難う。
それでは、お元気で。
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