EBC(エベレストベースキャンプ)トレッキング
ゴーキョピーク、カラパタール、エベレストBCを歩いてみたまとめ
2009年01月03日
●要した期間は14日
最終日は飛行機に乗るだけだったし、ゴラクシェプでは雪の為、1日身動きが取れなかった。
ゴーキョからンゴズンバ氷河を見に行ったし、エベレストBCとカラパタールを同日に歩ければ、さらに日数は短縮できると考えている。
●歩いてきつかった場所
3地点あります。
- ルクラ→ナムチェバザール ナムチェ手前の上り
- チョラパス(天候不良の為)
- ゴラクシェプ→カラパタール(雪道の為)
チョラパスについては道も分かり難いので一人では行かない方が良いと感じた。
その他一般の登山道は整備されていて、山小屋も多く歩きやすかった。
初めてのトレッキングとしては条件が良いと思った。
●装備について
必要な物はカトマンズで揃う。
トレッキングパンツは重要。ノースフェイスのパチモノ等は格安で売っていたし、宿でトレッキングから戻った人から買うのも安上がりだろう。
手袋、帽子も必要。日差しが強いのでサングラスと日焼け止めも必須。
また、僕はつまらない怪我をしてしまったので、くるぶしまで隠れるトレッキングシューズと雪が入り込まないシューズカバーがあれば濡れずに快適に歩けると思う。
寒さ対策は確実に必要。
ナムチェで長袖のニットを失くしてしまったが、売っている所で素直に買い直すべきだった。
朝、晩の冷え込みと、太陽が隠れたときの肌寒さは体に悪い。
ダウンジャケットの上からレインコートを羽織って歩くと非常に暖かいので、レインコートは重要。
●歩く時間帯について
僕は早朝から昼過ぎまで歩くことが多かった。
12時過ぎにはその日の目的地の宿で休息に入るサイクルをベースにしていた。
時期にも拠ると思うが、早朝は雲も少なく雪山が綺麗に見える。空気も張っていて気分が良かった。
歩いているうちに暖かくなり、景色も緑の色の変化も楽しめたのでオススメ。
高地では8時を過ぎると雲が増え、景色を存分に楽しめなかったとも感じる。
●宿について
ロッジはどこもガラガラだった。シーズンを外しているとも言えるが。
値段は1泊50-200Rs程度。釣りが無く、小額紙幣が無いと支払いが出来ない可能性もあるので、連泊をしない限りは高額のルピーは持ち歩く必要が無いと感じる。
貴重品を持っていた訳ではないけど、盗難の心配は特に無く安心して宿泊できた。
一応、部屋に鍵はかかるし、過剰な心配は無用だと感じた。
その辺、僕はラフだけど。
●デジカメのバッテリーについて
ロッジではソーラー発電を行っているのですが、充電をお願いすると高いです。
値切り交渉をして300Rs程度。他にお客さんが居れば値切りは難しいでしょう。
乾電池もカトマンズで買った物は、高度のせいか気温のせいか知りませんが、全く役に立ちません。
日本製の予備を必ず持っていきましょう。
カメラは一眼レフを持って行くと間違いなく楽しいでしょう。今となってはカメラの楽しみを知っていればなぁと少し残念に思います。
●持って行くと良い物
A6サイズ程度のメモ帳と日本製のボールペン。
これがあれば、歩いている時でも、何を考えていてもその場ですぐに書き留める事が出来ます。
頭の中をカラッポにして歩いている時に、自分の中から出てきた言葉達。
後になって、物凄い財産になるかも知れません。
起こったこと、考えたことを、足を止めて面倒だと思わずにイチイチ書き留めてみましょう。
午後はゆっくり日記を書く時間があります。
隠れた自分を知る上でもオススメします。
書き留めた日記帳の1ページ。今見ると文字が小さくて気持ち悪い。
歩いている僕から出てきた言葉。
『鳴かぬなら鳴いた事にしようホトトギス』
だめじゃん。
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