CB1100F

朝の絶景 ツーリング3日目

2009年08月27日

寝袋から見上げる屋根は、透明なプラスチックの波板トタン。
雨の音は容赦無く、稲光も僕らに届く。
外を確認すると、ネタのような景色。

浸水間近。

バイクを確認。

物憂げな表情を見せてくれていた。駐車場所をあやまったら、水没していただろう。

ヤマザキは仕事に対するプライドを見せてくれた。

すぐに諦めて引き返したが、それは懸命だと思う。
道路は川の様相。
色々と流れてくる。

トイレに行くのにも膝まで浸かる必要がある。
で、辿り着いてもトイレが溢れそうになって流れないというオチ。
お遍路さんも、今日は動けなさそう。

大きな蛙が遊びに来たので、単焦点レンズの練習をする。

コンパクトデジカメが逝ってしまった今、AF機能の無い20年以上前のレンズだけが頼り。

やることが無い。

そう思ってたら、先生が飛び込みを披露してくれることに。

こんな先生に教わりたかったかもしれない。
雨は上がらないのに、ただただ時間だけが過ぎる。

僕の夏休みの宿題は、心ゆくまで楽しむことなのだ!
そんな風に強迫観念にも近い気持ちが芽生えていた。
限られた時間の中でも、動けないジレンマ。



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