CB1100F

川を裂いてGO!ツーリング3日目

2009年08月27日

痺れを切らして、自転車さんが周りの様子を探りに行く。
自転車が行けるならばと、後を追って僕も出発する事に。
靴を履いて踏み出す第一歩目が、濁った水の中に吸い込まれる。
靴びしょびしょでさすがにテンションが下がる。
だからといって留まることを今は全く必要としない。

濁流の中を1速で、少し吹かし気味でゆっくりと走る。
バイクは横からの流れに弱いという知らなくて良いし、知っても得しないことを身をもって知る。
調子に乗って速度を上げると、飛沫はビキニカウルを越える高さまで上る。

吉野川市役所前で、更なる深みが待っていた。
深みの手前で進みあぐねている軽トラック。対面からこちらへ歩いて来る人は、太ももまで水に浸かっている。
軽トラが行けぬなら、僕も行けない。と言うかリスクが大きすぎて、行く気がしない。それでも戻る気もしない。
軽トラのじいさんと少しの雑談し、まわり道が無いことを知る。
軽トラのじいさんは言った。

「バイクは無理かも知れん」

でも、じいさんがひとつの提案をしてきた。

「おれが先に走るから、後をぴったり着いて来なよ」

提案を素直に受け入れる。
軽トラが川になった道路を裂く。その後を、バイクの鼻先をぴったりつけた僕が追う。
濁流はパックリと見事に裂け、水位が下がる。目の前の軽トラは、マフラーまで水に浸かっていたけど、無事に渡り切った。
渡りきっての抜きざまに、声を出して感謝の気持ちを伝えた。

人の助けがあると、僕は旅をしている気分になる。

国道に出ると、浸水とは無縁の世界、さっきまでの景色が俄かに信じ難い。
少し混雑した道を、いい音を出して走ってみた。
どうやら僕もバイクも調子がいい。

高速に乗る予定があるので、持ってきたETCを取り付けてみる事に。
バイク屋へ入るも、自分で勝手にやったら良いよ!と、スペースと工具を提供してもらう。

ETC設置の配線について、常時電源はヒューズから、メインキーをONにした時に流れる配線はテールライトから取る事にした。でも、テールライトはライトのスイッチをONにしないと電気が流れない事に気付く。ETCを通過するときにはライトを点けないといかんので、もしかしたらちょっと不便かもしれない。
でも、他にドコから取っていいか分からなかったもんですから。

取り付けは無事完了。軽自動車用のETCを取り付けてみた。こういうのをETCの自主運用って言うらしい。バイク用のETCはドコに言っても在庫が無くて、取り付けまで1月も2月も待たなきゃならないので、まぁ仕方が無いと言い訳してみる。
ちなみにETCのゲートは問題なく開いた。



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